墓地と税金
お墓や仏壇の購入には多額のお金がかかりますが、こうした礼拝物には原則として、税金はいっさいかかりません。普通、土地や建物などの不動産を買えば、それに伴って、取得税や固定資産税がかかるのが当然です。 しかし、お寺にお墓がある場合は、土地はあくまで寺院のものですから、不動産売買に伴う税金はかかりません。 また、分譲墓地や霊園の購入も、購入者は単に「墓地の使用権」を買っただけであり、土地の所有権は霊園側にあるのです。 ですから、購入したと云っても、登記の必要はなく、税金はかからない仕組みになっています。 生前に、その財産で墓地をあらかじめ取得しておけば遺産相続税がかからず、遺族にとって節税になるでしょう。 # 相続税には控除額があり、一概には言い切れません。 2007.4.19_UP |