寺報コラムから

上手な叱り方 6つのポイント

 子供を育てる中で、どうしても叱らなければならない場合があります。
 その時の6つのポイントを紹介しましょう。
 既に子育てを終わった方々も参考になるかもしれません。
 ここでは特に、幼児期から児童期にかけての子供の叱り方を6つのポイントにまとめてみました。

1.その場で叱る
 後で子供を捕まえて叱るのは効果がありません。
 何故かというと大人と比べて幼児は記憶力が違うからです。
 子供は、一体いつの事を叱られているのか分からない。
 ただし、児童期の後半からは人前で叱るのは避けます。
 プライドを傷付けてしまうからです。

2.子供がやった行為そのものを叱ろう
 叱る対象は子供の行為です。
 そこからはみ出して、子供に「クズ」とか「だらしない子」等とレッテルを貼ったりしない事です。

3.「なぜ叱ったのか」理由を話す
 「今お前がやった行為は、かくかくしかじかの理由で悪い。
 だから、これからはしないようにしなさい」と言わなくてはいけません。
 そうする事によって、善悪を判断する力を養う事が出来るのです。

4.兄弟や友だちと比べて叱らない
 問題は、悪い事をした子供個人なのですから、友だちや兄弟を引き合いに出す必要はありません。
 このような叱り方は、劣等感をもたせる原因になります。

5.自分の責任で自信をもって叱る
 叱るべきと考えたら自分の物差しに自信をもって、自分の責任で叱ること。
 世間体を強調した叱り方は逆効果です。

6.くどい叱り方はダメ
 くどくどと同じ事を言ったり、一週間も一ヵ月も前の事まで持ち出して叱るやり方は無意味です。
 深く傷つき、反抗心を生むだけになります。

 叱るだけでも知恵が必要というお話。
 いろいろ応用がきくかもしれません。

寺報177号から転載